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戦後60年軍拡史
著者:上田 哲/著
ISBN:4-88718-868-4
定価:定価(本体5800円+税)
判型:A5判上製箱入り 1022頁
発売:2008年月日より全国の書店で発売
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内容
日本の戦後60年、軍拡にまつわる驚異の史実。国会在籍25年の著者(上田哲)が、軍拡史の主要な局面にかかわった秘話・実録・豊富な資料をもとに紐解いた、
1000頁にも及ぶ事典的座右の書。
パブリシティ
★毎日新聞(2006.8.5)政治コラム欄『近聞遠見』で紹介されました!
★読売ウィークリー(2006.8.7発売)にて2頁に渡り紹介されました!
著者
上田 哲 (うえだ てつ) 東京生まれ。京都大学法学部卒。NHK記者時代の1960年、日本の小児麻痺・ポリオ
根絶の「上田哲プラン」を発表。NHKテレビでポリオの発生数を即日速報する
空前のキャンペーンを実施。十歳以下の子供全員に生ワクチン投与を実現、
世界初の根絶に成功。
1968年参議院全国区104万票、東京選挙区111万票と記録を更新。
衆議院議員として25年永年表彰。シーレーン日米密約暴露など
予算委員会の花形。こどもの城建設など幅広い活躍。
旧社会党内では一貫として派閥と闘い委員長候補に二回。社会党の小選挙区
並立制の本会議賛成投票に抗議して離党。著書多数。
目次
第一部 ◇中立と同盟
第一章 新憲法誕生の記録
第二章 戦後神話の軌跡
第三章 永世中立政策
第四章 日米安保条約は60年間の日本のタテ系
第五章 わが世代の視座
第六章 菜の花の憲法観
第二部 ◇分水嶺の目撃
第一章 ウソ半分の軍拡
第二章 憲法優位の輝き
第三章 軍拡が憲法を突き破る日
第四章 混乱
第五章 反権力とNHK
第六章 反権力とロッキード事件
第七章 NHK天下り会長阻止137万著名
第三部 ◇本格軍事国家の道
第一章 分水嶺の向こう側
第二章 「戦力とは何か」論争
第三章 本格軍拡元年
第四章 善幸首相の大失策
第五章 外相の抗議辞任
第四部 ◇NATO型軍拡への変形
第一章 雪の夜のポンカス
第二章 押しまくられるハワイ会談
第三章 中流意識
第四章 露骨な本音の十四回ハワイ会談
第五章 中曽根首相のタブー破り
第六章 防衛予算の作り方
第七章 風見鶏首相の水鳥の足跡
第八章 日本軍拡史上の重大な転機
第九章 米「東アジア戦略構想」の確立
第五部 ◇安保論争の衰弱
第一章 護憲勢力の衰弱
第二章 政権への挑戦
第三章 野党・孤軍奮闘
第四章 「衆議院」代表の立場から
第五章 対米「自虐性」
第六章 崩壊の足取り
第七章 PKO無念
第八章 議会民主政治の凋落
第九章 国会の外からの戦い
第六部 ◇第三次安保体制
第一章 安保「再定義」
第二章 安保再定義への道
第三章 新ガイドラインへ
第四章 キャンベルの満足
第五章 これこそ「第三次安保」
第六章 苦し紛れの「周辺事態」法
第七章 「9.11」後のアメリカを見に行こう
第八章 アメリカは新しい戦争の一歩手前
第九章 イラク開戦前夜
第十章 いよいよ有事立法
第十一章 国民総動員法制
第七部 ◇軍事改憲
第一章 戦後60年還暦論
第二章 イラク派兵
第三章 破られた武器輸出三原則
第四章 戦争のできる国へ
第五章 敵基地攻撃能力を持て
第六章 茶坊主答申
第七章 イラク派兵の粉飾
第八章 新「防衛計画の大綱」
第九章 大軍事国の図
第十章 2005年の「2プラス2」
第十一章 足並み揃った各党改憲案
第十二章 与野党一致点
第十三章 財界の横暴
第十四章 郵政解散。自民党勝利
第十五章 汚職列伝
第十六章 「日米共通戦略本部」
第十七章 とどめない対米従属
第八部 ◇司法の法儒
第一章 ついに国会を訴える裁判成立
第二章 最高裁への闘い
第三章 憲法から逃げる最高裁
第四章 最高裁長官を訴える
第九部 ◇「戦後六十年問題」の今後
第一章 究極軍拡の破綻
第二章 永世中立政策
第三章 「東アジア共同体」構想への踏み込み
第四章 靖国
第五章 2005年の視点
第六章 戦場体験保存運動
資料/付記
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